11月14日にメルカリのニュース一覧に、売上金のご利用に関する変更について、というのもありました。
メルカリの売上金を直接使用した商品購入が、12月4日からできなくなるというのです。なんだか事情がありそうですよね。
今回は、先日発表された「12月4日からメルカリの売上金で購入できなくなる」というニュースの内容と理由を、お伝えしたいと思います。
メルカリの売上金で購入できなくなるというのはどういうことか
ニュースにはこう書いてあります。
「売上金を直接使用した商品購入がご利用いただけなくなります。売上金を商品購入にご利用される場合は、お持ちの売上金でメルカリポイントを購入し、ポイントで商品をご購入くださいますようお願いいたします。」
ということは、直接売上金を使って購入することができなくなりますが、いったん売上金をメルカリポイント(1円=1p)に交換し、そのポイントを使って購入してね、ということです。
メルカリポイントの購入方法は12月4日にメルカリガイドに載る予定なので、まだ詳しくは分かりません。
なぜわざわざメルカリポイントにする必要があるのか
正直めんどうですよね?今まで売上金を直接購入するときに使えていたわけですから、なんでわざわざメルカリポイントを買わにゃならんのだ、と。
これには大人の事情が絡んでいて、メルカリ内でストックされている売上金を別の商品の支払いにあてる仕組み(いままでの方法)が、金融庁への登録が必要な「貸金移動業」にあたるんじゃないか、と言われていたんです。
貸金移動業者ということになれば、預かった売上金の全額以上を法務局に預けないといけないという厳しいルールがある。
これが嫌なメルカリは、ポイントに交換することで「お金じゃないから!預かっているのはポイントだから資金移動業者じゃないよ!」と潜り抜けようとしているわけです。
ポイントに使用期限はあるのか
あります。ポイントの有効期限は1年間で、また一度ポイントに交換した売上金は再度現金化することはできません。
今までもメルカリの売上金には1年の有効期限があったので、使用期限にかんしてはそんなに違いはないですね。
さいごに
本人情報登録(前の記事)や、売上金の振込申請期限の変更(次の記事)は、盗品への対策や売上金の保全目的なのでユーザー目線の部分も大きいですが、売上金で直接購入できなくなるという使用変更に関しては、ユーザー目線は関係ないですね。
わたしなら、買いたい商品があったらその金額分のメルカリポイントを買って、残りはさっさと1万円を超えたら随時振込申請すると思います。いつも通り。
こちらはそんなに大きな変更でもなさそうですが、12月に正式発表があるようなので、もし新たなことが分かったらこちらでお伝えしますね。