今月の14日に「本人情報登録のお願いならびに売上金のご利用に関する変更について」というお知らせが、メルカリ内のニュース一覧に入ってきました。
今まで電話番号認証だけでダウンロードして出品できていたメルカリが、なぜ今になって本人情報登録を必須にするのでしょうか。
今回は、メルカリの本人情報登録にしぼってお伝えしますね。
なぜメルカリで本人情報登録が必須になるのか
メルカリのニュースの記事の中に、本人情報登録をしてもらうのは盗品への対策だと書かれています。
また、「初めてメルカリで出品いただく際には、本人情報(住所・氏名・生年月日)のご登録をお願いいたします。」とも書かれています。
ようするに、メルカリは電話番号認証さえ通ってしまえば誰でも出品できてしまう仕組みだったから、泥棒市とも言われるし、メルカリを使った犯罪がニュースで流れていたわけですよね。
たとえばこのニュース。
本人情報登録を義務化することで、それを食い止めることができるというわけです。これは、怪しげな業者には結構効果があるとわたしは思っています。これでまた、健全なフリマアプリに一歩近づくのではないでしょうか。
ですが、え?いまさら?とも思います。実際本人確認が甘いメルカリに怪しげな業者が集まって商売を始め、その業者とメルカリが大きな利益を上げているのは間違いありません。
メルカリにもメリットがあった。でもここまで犯罪が目に付くようになったら、株式上場にも悪影響。ここらへんで手を打っておこう、という感じなのではないでしょうか。
今までのメルカリの本人情報登録の方法
今回は、初回出品時に本人登録が必須になったわけですが、今までは初回出品時じゃなかっただけで本人情報登録はしていました。
それは振込申請の時です。振込申請をするときは「振込申請して現金を受け取る」から申請しますよね?そこをタップすると、「振込先口座の指定」のページの下に住所・氏名・生年月日を登録する欄があります。
これを、12月からは初回出品時に登録してもらうようにする、ということです。
メルカリの売上金の振込口座名義も確認しよう
ニュースにはこうも書かれています。「また、ご登録いただいた住所氏名と、売上金の振込口座名義が一致しない場合、振込申請をお受けすることができなくなります」
これは普通のユーザーなら何もドキドキすることはないですが、怪しげな業者だと焦ってしまう内容ではないでしょうか。
偽名で登録していた→振込口座は自分の本名→まずい…といった感じ。
でも、家族名義の口座や婚姻等による改姓等のため、名義が異なる口座を利用する場合は事務局に問い合わせればいいようです。
先ほどお伝えした「振込申請して現金を受け取る」から「振込先口座の指定」のページを確認してください。登録した氏名と、振込先口座名義は一致していますか?していない場合は、振込先口座を変更するか、事務局に事情を問い合わせしてくださいね。
さいごに
健全にメルカリを使っているわたしからすると、本人情報登録を義務化するだけで怪しげな出品ができなくなるのであれば、すごくありがたい話です。最初からこうして欲しかった。
すでに利用しているメルカリユーザーの方は、振込口座名義が登録氏名と一致しているかどうかだけは、確認しておいてくださいね。来月から売上金が受け取れなくなる可能性がありますよ!