大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便って名前そっくりですよね。紛らわしいったらありゃしない。でもそれは当然のことだったんです。
今回は、「大型らくらくメルカリ便」と「らくらく家財宅急便」の違いやメリットなどをお伝えします。
- 大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便の違い
- らくらく家財宅急便ってどんなサービス?
- 大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便のメリット
- 大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便を使う場合の、メルカリの出品方法
- 大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便の違いを表にまとめるとこんな感じ
- わたしはらくらく家財宅急便を使う
- まとめ
大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便の違い
結論から言いますと、どちらもヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」のサービスです。でも大型らくらくメルカリ便は、メルカリ用にアレンジして利用するサービス、といったところでしょうか。詳しく見ていきましょう。
らくらく家財宅急便ってどんなサービス?
大型らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸のらくらく家財宅急便サービスを利用したサービスなので、まずはらくらく家財宅急便の内容をお伝えします。
らくらく家財宅急便とはヤマト運輸のサービスで、ベッドやソファー、テレビなど、家具や家電を一つから配送OK。集荷に来てくれて、なんと梱包もプロがしてくれます。配送先では開梱と設置(オプションの場合あり)までしてくれます。さらに資材回収もしてくれるのでゴミもでない、夢のようなサービス。
この基本のサービスは、もちろんどちらで頼んでも受けられます。
大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便のメリット
基本的に受けられるサービスはもちろん同じなのですが、料金や支払い方法などに違いがあります。どちらが良い悪いということではなく、自分の出品物に合っている方を選んでください。
大型らくらくメルカリ便のメリット
・宛名書き不要
・匿名配送できる
・送料は全国一律(距離による追加は購入者負担)だが着払いは不可
らくらく家財宅急便のメリット
・200サイズ以下の小さいサイズ毎の料金設定がある
・送料は近距離の場合安くなるが着払いは不可
大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便を使う場合の、メルカリの出品方法
ということは、どちらにしろ元払いしか無理だということなので、メルカリで出品するときは送料込みの金額を販売価格にしなければいけません。
大型らくらくメルカリ便の場合
事前に出品画面の発送方法で設定しておく必要がありますが、全国一律料金なのでサイズを設定しておけば自動的に送料込みの金額に反映されます。
ちなみに全国一律料金とありますが、一律なのは「購入者にとって」ということをお忘れなく。ヤマト運輸の距離規定の金額を超えれば、追加で購入者が支払わなければいけません。
らくらく家財宅急便の場合
即購入が原則のメルカリでは送料込みの金額で出品するのは難しい(誰が購入するか分からない)ので、出品は商品の金額だけにしておいて、商品説明欄に「購入後住所から送料をお調べし、別途送料分を出品させていただきます」など記載しておきます。
そして実際に集荷に来てもらったときに支払った金額を、送料分として出品します。送料のページの金額は、販売手数料(10%)を上乗せするのをお忘れなく。
大型らくらくメルカリ便とらくらく家財宅急便の違いを表にまとめるとこんな感じ
大型らくらくメルカリ便 | らくらく家財宅急便 | |
業者 | ヤマト運輸 | ヤマト運輸 |
宛名書き | いらない | いる |
匿名配送 | できる | できない |
補償 | 商品代金を全額補償 | 出品者が任意でつける※2 |
状況確認 | アプリ内で確認できる | サイトで確認できる |
支払い | 売上金から天引き | 元払いのみ |
自宅集荷 | あり | あり |
日時指定 | アプリ内で可能 | サイトで可能 |
送料 | サイズ別に全国一律※1 | サイズ別で送り先までの距離でも変わる※3 |
80サイズ | - | 1,728円 |
120サイズ | - | 2,376円 |
160サイズ | - | 3,348円 |
200サイズ | 4,320円 | 5,292円 |
250サイズ | 7,398円 | 8,694円 |
300サイズ | 10,746円 | 12,150円 |
350サイズ | 16,254円 | 19,170円 |
400サイズ | 22,950円 | 25,866円 |
450サイズ | 29,646円 | 33,642円 |
※1 距離による追加送料は購入者が負担
※2 家具1点あたり最低保険料は50円で、送る家具の時価金額(メルカリでの販売金額)1万円につき保険料は20円。もし5万円のソファを送るときは100円の保険料を支払う計算です。
※3 大阪⇔東京間で計算しました。
大型家具家電の輸送 らくらく料金検索 | ヤマトホームコンビニエンス
わたしはらくらく家財宅急便を使う
表で見ても、たしかに大型らくらくメルカリ便のほうが安い。でも全国一律料金と言っておきながら「距離による追加料金は購入者負担」とか、あとで購入者は嫌な気分になりませんか?
しかもどっちにしろ着払いは無理なので、送料込みの金額にする必要がある。でもらくらく家財宅急便は、先ほども書いたとおり実際に集荷に来てもらって支払った送料分を購入してもらうので、あとになって追加で支払うことはあり得ません。(送料を10%上乗せして払わなければいけないのがデメリットですが)
しかも商品代金は送料を含めない金額で出品できますから、安く感じるので売れやすい。
まとめ
最初は大型らくらくメルカリ便の方がメリット多いな~と書き始めたこの記事ですが、調べながら書いているうちに、らくらく家財宅急便のほうが売れやすいなと思えました。
もし自分が家具を出品するときは、らくらく家財宅急便の一択です!
どちらにしても、集荷、梱包、配送、開梱、設置、資材回収はすべてやってくれますので、出品者も購入者も家で待ってればいいだけの、夢のようなサービスです。
リサイクルショップにお金を払って引き取ってもらうくらいなら、メルカリでかしこく家具を引越資金に変えましょう!