メルカリ楽しんでますか?白子です。
本の万引きを繰り返し、その本をメルカリで出品して大量に売りさばいて大もうけしていた女性が逮捕された、というニュース。ご存知でしょうか?
万引き女性が逮捕されるまでを、時系列でお伝えします。
徳島県の書店で大量に本がなくなるようになる
徳島県小松島市の書店で、2017年の夏頃から本が大量になくなるように。万引きじゃないかと疑い始めます。
そして後で分かったのですが、その書店で盗まれていた本は813冊。被害総額1,052,633円でした。
明らかに怪しい40歳の女性
40歳の女性が同じ本を何冊も手にとって店内をうろつく。明らかに怪しい。
手口は、まずレジで漫画や雑誌を購入。そのあと狙っていた本の棚に近づき、死角に入ったところで先ほど購入した本の袋に入れる、というもの。
警察に相談しても証拠が不十分だし、逮捕するまではいかずグレーといわれてしまいます。しかも7月12日にまた女性が来店。でも怪しんでいる雰囲気を感づいたのか、その日は何も盗まず。
盗まれた本と同じ本をメルカリで何冊も出品していた
書店スタッフが、メルカリで同じ本を何冊も出品している出品者を見つける。しかも書店で盗まれている本と一致する本がかなり多い。
その出品者の発送元が「徳島県」で、その書店の住所と一致。犯人かもと思ったスタッフは、なんとその出品者から購入する。
送られてきた本の差出人と、書店のポイントカードの氏名が一致。確信に変わる。
しかも本には「この度はご購入ありがとうございました。またご縁がありましたらよろしくお願い致します」とメッセージカードつき!
ついに万引き女性が逮捕
絶対に捕まえたい書店側は、万引きGメンを雇って臨戦態勢。
7月28日、例の女性が書店に来店。いつもの手口で本を盗み店を出て行くが、見事万引きGメンに一部始終を見られていて現行犯逮捕されます。
警察の話だと、逮捕された女性の家からは70冊の本が押収され、メルカリで儲けた金額は200万になるだろう、とのことです。
さいごに
10代の少年とかじゃなくて、40歳の女性というのもなんか悲しいし、メルカリがまた犯罪に使われたのかと思うとまた悲しい。
しかも犯人の女性も、バレないと思って万引きを続けていたのだろうか。メルカリは実名で取引していたみたいだし、盗んでいた本をそのまんまメルカリで売るなんて。
でも本で検索したら、なんでこんな出版されたばかりの本が何冊も出品できるの?って疑問に思ったことは結構あります。それが盗品だったらと思うとぞっとしますね…。