こんばんは。白子です。
前回はキャンセルした時の事務局による返金方法の記事だったのですが、今回はちらほら見かける「返金ページ」について解説したいと思います。
返金ページとは?
そもそも返金ページとは、キャンセルしたい取引が発生した場合に、自分が払った金額と同額の専用ページを作成し、取引相手に購入してもらうという方法です。
やり方は、
①画像は適当でいいので専用出品する
②取引相手がすぐに購入手続きをする
③発送通知ボタンをすぐに押す
④取引相手がすぐに受取評価をする
これで、一瞬で売上金に反映されます。
そんなことしなくても、ちゃんと事務局に連絡すれば普通に返金できるかもしれないのに…と思いますが、「事務局に報告なんていちいちめんどくさい!何日かかるか分からないしすぐにお金(売上金)が欲しい!」という人が使っているんだと思います。それか、事務局には言えないような取引をしているか。
それか、取引がキャンセルになって返品した場合、通常であれば着払いで送るのですが自分がお金を払って郵送した場合などにも使われています。
返金というか、売上金をそっちにあげるからそれで相殺する、というやり方です。
返金ページの作成は推奨されていない
当然ですが、これはメルカリで推奨されていません。メルカリのルールは、手元の商品を出品してそれを購入する人がいて、発送をして受け取ったら売上金になるよ、というのが大前提ルールです。
返金ページは手元の商品もないですし、実際に何も発送をしていないので、ここで何かトラブルになってもメルカリは一切助けてはくれません。
一度トラブルがあって返金ページを作っているはずなので、二次被害になる可能性がすごく高い。当然ですがおススメしないやり方です。
返金ページの金額は販売手数料込みになっている
返金ページの金額は、メルカリ手数料を含んだ金額になっています。
どういうことかというと、例えば10,000円の取引をキャンセルすることになったとします。そうすると、自分が払った金額はピッタリ10,000円なのでで、もちろんキッチリ10,000円返金してもらいたいですよね?
でも、返金ページで10,000円で出品してしまうと、自分の手元に入る金額はメルカリ手数料10%(1,000円)を引かれた9,000円しかもらえません。
これでは不公平なので、11,111円で出品してメルカリ手数料10%(1,111円)を引かれて10,000円になるように調整しているんです。
これは送料を返金するときも同じです。こちらが送料を負担した場合は、実際の送料の金額ではなく10%上乗せした金額に設定して、取引相手に購入してもらうのです。
まとめ
これがメルカリの返金ページの内容です。スムーズにいけばいいですが、危なっかしい感じがしますよね。
もしトラブルが起きたら、めんどくさがらずに事務局に相談して対応することをおススメします。こじれると誰も助けてくれないですし、もっとこじれたら本当にストレスになりますから。
安心・安全にメルカリを楽しみましょう!